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神々の花園

去年の10月、パリへ旅立つ時、空港で写真家の友人黒木一明氏と出逢いました。
20代後半で単身渡米し、気がついたら、20年もの月日が経っていたそうです。
私がその頃カズさんがいたシアトルへ行ったのも、もう12年前。
それから、宮崎の西都に事務所を移し、世界中へ撮影の旅を続けているようです。
時々、旅先からの絵葉書などはいただくものの、久しぶりの再会でした。
群れず、信じた道を誰に依存することもなく、もくもくとひとりで歩き続ける人。
シアトルの「苔の森」の撮影に一緒に行った時、
辺境の地や山奥で寝泊まりしながら撮影を続ける彼に、
「ずぅーとひとりで淋しくない?恐怖はない?」って尋ねたら、
「クマが出てこようが、幽霊が出てこようが、何が怖いって、人間が一番だね。」
って言い切った言葉が今も忘れられません・・・。

私とムッシュの信条「和をもって属さず
まさしくこんな人です。



ちょうど、花の撮影を終えて帰国したばかりの時のようでした。
撮影先はここ、南アフリカナマクワランド。

「神々の花園」・・・大自然の生み出した奇跡の景観と言われているそうです。
私も以前、世界紀行の類の番組を見て知ってはいたものの、その話を間近かに聞けて感激でした。




黒木一明氏の写真につき承諾なしの転写・コピーはご遠慮願います
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冬の6、7月に何度か雨の恵みを受けた砂漠では、
8月に入ると内陸性の暖かい風が吹き始める。
すると、春をひたすら待っていた植物の種子たちが、いっせいに芽を出す。
4000種もの植物が、ありとあらゆる色の花のじゅうたんを広げるんだよ。

パステル調のオレンジ、イエロー、ホワイト、レッド、パープル、ブルー、ピンクと、まるで色の博覧会のよう。
海岸地帯から内陸奥地までを覆い尽くす草花は、デージーからサボテンのような多肉植物など多種多様。
しかも、そのほとんどが世界でここだけにしか見られない珍しい植物なんだ。
花たちは、2日から10日ほど咲き乱れた後に枯れ、砂漠は元の姿に戻る。
今、帰ったばかりで、あまりにも向こうの文化というか、自然の力、フフォースといえばいいのかな、
影響が大きすぎて、神が創った風景を見てしまったというか、
今の自分が自分でないような、精神的に混乱しているよ。

ただね、この花園にも脅威がせまっている。
人が持ち込んだヤギやヒツジが、野性の花園を食い荒らし、
さらに世界中から訪れるプラントハンターたちが、絶滅寸前の植物などを不法に採集しているんだよ。

ナマ族が伝える「神様の種から生まれた花園」。
この砂漠の奇跡が、人間によって永遠と消え去ってしまわなければよいんだけど・・・。



黒木一明氏撮影
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神々の花さえも、愚かな人間たちの行為によって脅かされてきている現実。

今、宮崎ではフラワーフェスタが開催されているようです。
私たちはこのように人の手でお行儀良く並べられた花畑を、楽しまなければならないのでしょうか。。。

ふと、フラワーフェスタの案内板を見て、カズさんのあの時の言葉を思い出したのでした(^^;)


黒木一明氏撮影
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by paris-texas_press | 2009-04-21 09:31 | マダムみこ




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