カフェマゴ
パリのサンジェルマンデプレ教会の前にあるカフェマゴ。
サルトルがこの2階に住んでいたそうです。
「女は生まれながらにして女ではない。女になるのだ」
の言葉を残したボーボワールとともに、カフェ談義をしていたのでしょうか。。。
そのすぐ近くにはヴェルレーヌやランボォ、マラルメ、ピカソ、
ヘミングウェイが集っていたカフェフローラもあります。
“神谷バー”もそうですが、カフェ・サロンのあるところに、文化(知的潮流)が生まれるというのは、どの国にも共通しているようです。
ただ、今の時代、残念なことにこういったサロン的文化が発生していけるのかは、疑問ですが。。。
両者とも私たちがパリに行ったとき、必ず立ち寄るカフェです。
時の流れを遡って、時代を創った文豪たちと私というちっぽけな存在が、この一瞬、共存しているような不思議な感覚が好きで、ただただ、ほろ苦いコーヒーを飲みに行くだけなのかもしれませんね。
4年前行った“カフェフローラ”で買ってきたコーヒー豆、なぜか飲めないまま、ここにあります。
そして、今年の夏、念願のアパルトマンを借りてしばらくパリの街に滞在したいと思ってます。
年老いた両親の体調がこのまま良ければの話ですが。。。