|
2009年 02月 08日 ( 3 )



感じたこと。


作家の五木寛之氏が文芸春秋の中でこんなことを書かれていました。



今日のムッシュハウスの前の桜の木。
c0156749_17511552.jpg




私は12、13歳で外地で敗戦を経験しました。
あのとき、地位や立場や世の中の価値観などが一挙に崩壊するのを目撃しています。
一度、そういう現実をさまざまと見せつけられると、地位とか権力とかお金なんてものは、
何のあてにもならないものだ、という意識がいつも頭から離れなくなる。
まして、国が守ってくれるはずもない。
そうしたものに頼ることの虚しさを、あのときつくづく感じたんでしょうね。
・・・・・・・・
・・・・・・・・
このように、あの敗戦を経験したことで、私は二つのことを教えられたのです。
一つは、地位や権力やお金なんてものは、一瞬にしてなくなるものだ、ということ。
ちなみに、そういうときでも失われない大事なものは何かというと、
その人の「身体」だったり、生き方の「ポリシー」ではないかと感じました。
とくに健康というものは(身体もこころも)本当に大事だ、とつくづく思うようになりました。

もう一つは、敗戦で一挙にすべてを失うということを経験したために、
何に対しても執着せず、いつでも身を引けるという覚悟が定まったように思います。
たとえ、成功していても、どこかで醒めて見ているところがあって、それどころか、
ふと全部を投げ出してしまいたいとさえ思うところがある。


************


今、日本だけでなく世界中が未曾有の不況だという。
私たちも小さいながらも17年間、会社(お店)を経営維持してきましたからよく理解できます。
解雇、派遣切り、賃金のこと・・・労働者の方のさまざまな不満もあるでしょうが、
でも自己責任においてここまで生きてきた私には、
この現実についてもいろいろな想いがあるんです。

「自分の探しているものは全て自分の中にある!」
そんなふうに自分に言い聞かせてこころを強くしてきた私。
あっ、まだ現在進行中ですね。
このことについては、とても書き足りなくなってしまうので・・・また^^;

今改めて、五木氏の想いが身に沁みて理解できたように思えます。

ちょっとこんなことを感じた暖かい夕暮れ時でした。。。

さあさ、夕べの仕度、急がなくっちゃ♪
[PR]
by paris-texas_press | 2009-02-08 18:00 | マダムみこ



レインブーツ入荷しました☆

c0156749_14574726.jpg


上質なラバー製のレインブーツが届きました♪
シンプルなデザインなので、柄物のボトムと合わせても可愛く
履きこなせます!

c0156749_14581673.jpgc0156749_14583635.jpg
c0156749_14584759.jpg




カラーはカーキ、パープル、ダークブラウン、ネイビー、ブラックの5色です♪
各 6195yen
詳細はPARIS,TEXAS Online shopへ☆












お気に入りの1足を見つけて下さいね☆     **水音**
[PR]
by paris-texas_press | 2009-02-08 15:02 | パリテサキス★新着情報



生活と芸術

ムッシュTです。
遅くなりましたが、先日行きました東京都美術館「アーツ&クラフツ展」の報告です。



c0156749_10491243.jpg




この展は地域や時代により、大きく三つに分けられ、
第一部はこの展の起点であるイギリス。
運動を主導したウイリアム・モリスの壁紙や織物。
モリスの盟友であるラファエル前派の画家ダンテ・ゲイブリエル・ロセッテイの
ステンドグラスなど約120点を紹介しています。



c0156749_10494418.jpg




また、自然や伝統の中に美を再発見して作品化していきましたが、
中でも植物デザインの傑作が多い。
壁紙などに使われる「「いちご泥棒」はその代表作。



イギリス発のデザインがオーストリアのウィーン工房など
ヨーロッパ各地に与えた影響を第二部で、
日本のアーツ&クラフツいえる民芸運動の考えを作品と共に第三部で、
それぞれ紹介しています。



c0156749_10512163.jpg




「役にたたないもの、美しいと思わないものを家に置いてはならない」
このウィリアム・モリスの言葉と同様、ためいきも出るようなモノ・モノ・モノ・・・の世界。
1834年裕福な実業家の長男として生まれ、当時の世界情勢から考えてみると、
この作品たちは一般的な人々の生活のモノではありません。
しかし、この裕福なモリスだからこそ生活を芸術の域へと実現できたのかもしれません。



ここまで、どうしても甘ったるい料理ににうんざりしてきたような感覚を覚えた僕は、
日本の民芸の世界、柳宗悦らが昭和初期に建てた「三国荘」の再現展示を観てやっと復活!
柳の収集品は、以前マダムと行った駒場にある日本民藝館の感動を思い起こし、
また、若き濱田庄司、河井寛次郎、黒田辰秋らの作品で飾られた室内には
民芸の原点を見ることができます。
「手仕事の良さを見直し、自然や伝統から美を発見し、シンプルなライフスタイルを提案する。」
僕の仕事の基本でもあるこの精神を改めて再確認できたことが
僕にとっては何よりの収穫でした。
この想いが今後の僕の活動のきっかけにもなり・・・(民芸夏季合宿のこと)
これについては後程皆さんに報告しますね^^



そしてこの気分は、棟方志功作「二菩薩釈迦十大弟子」を観終わった時
頂点に達したようでした。
まるで、後口に好物の渋い緑茶を飲み干した気分でしたね^^
[PR]
by paris-texas_press | 2009-02-08 10:56 | ムッシュ木村




宮崎市霧島3-133にある雑貨・家具・お洋服・骨董などのセレクトショップ★ギャラリーカフェ併設★                ムッシュ&マダムへのお手紙は gion3@ joy. ocn. ne. jpまで
by paris-texas_press
カテゴリ
パリテキサスショップデータ
パリテサキス★新着情報
ムッシュの古道具
フランスの記憶
京都の記憶
沖縄の記憶
旅の記憶
ムッシュ木村
マダムみこ
スピコ店長
アキのひとりごと
以前の記事
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 06月
2016年 04月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 07月
2009年 06月
2009年 05月
2009年 04月
2009年 03月
2009年 02月
2009年 01月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 10月
2008年 09月
2008年 08月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 04月
2008年 03月
2008年 02月
2008年 01月
ライフログ
ブログパーツ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|