またまたムッシュTです。
どうしても書き足りなかったことがあったので、続きです・・・。
今回のルーシー・リーの展示会の中で、思わず魅入ってしまったのがボタンの数々。
戦後すぐ、陶器作りに没頭できる情勢でなかった時期に、
生活していく手段として取り組んだ陶器のボタンづくり。
写真では何度か見ていたものの、実際に見てみると、
あまりの美しさに見とれてしまいました。
僕も以前、洋服を作っていた頃、自分の感性に合うボタンがなく、
ボタンも探し回ったことがありましたが、
この彼女のボタンを見て、魂が込められているのを確信できたのは
私だけではないと思います。
やはり、文化とは日常生活に密着した生活様式なんですね。