皆さま、Happy Christmas
マダムみこです。
teppei&toumaくん、サンタさん、来たかな?
>>Paris,Texasのホームページがちょっぴり変わりました。
合わせてPRESSもシンプルにオリジナルをお願いしました。
今までのより画面の幅が狭いため、過去PRESS画像が切れたりして
お見苦しい点もあるようですが、少しずつ調整していきます。
音響も思案中ですので、お楽しみにお待ちくださいね。
WEBデザイン担当は、もちろんパリ、テキOGのアキさんです。
スキンの色は私の好きな白と想っていたのですが、
記憶を辿れば、私の読んだ本の中のこんな言葉が好きで、
グレー(灰色)にしました。
パリ・メルリモンタンにてムッシュ撮影
ジャコメッティは、
「すべての色の基調は灰色だ。パリが好きなのもその灰色のためだし、
人生そのものが灰色ではないか」と言った。
それに対して宇佐見英治氏は、
「人生はもともと灰色ではあるけれど、
三日のうち二日が灰色で、一日が薔薇色に感じられたら、
それは最良の日ではないだろうか」と答えたと言う。
もしかしたら毎日の薔薇色は
灰色の磨りガラスを通して見える薔薇色ではないかと、
私は想いました。
全ての植物染料の基調色も実は灰色なのだそうです。
植物を吹き出した液の中に何が交じっているのか。
樹液か爽雑物か、アルファが交じっていて、
それがすべての色彩に灰色のヴェールをかける。
色そのものはそのために濁るのではなく、本来の色を際立たせる。
不純物が交じりながら純粋な色彩というのは
一見矛盾しているようであるが、事実なのです。
この場合、色が形を宿しているといえばよいのか。
そう、灰色は人生の影の部分、いたわりと優しさの部分なのです。
意識していませんでしたが、私の半世紀、
いろいろなことありすぎましたね(苦笑)
だからこそ、灰色の存在に気づけたのかもしれません。