黄金色の太陽が降り注ぎ、花が咲き、椰子は天を仰ぎ、小鳥がさえずり、
空気は澄み渡り、岸辺には水鳥が遊ぶ。
彫りの深い、茶褐色のヌビア人が、船を漕ぐ寡黙な優しい横顔、
頭の上の、白い手編みのレースの帽子。
駱駝が、ロバが、犬が、山羊の一群が、女たちが行き交い、ナイルの風が水面をなでる。
ルビー色の「カルカディール」という赤いお茶、褐色の砂、砂の中の小石、
人懐っこい黒いハエとハエを払う箒、民家の壁に描かれている楽しい絵、
ファルーカという優しい帆船、砂漠の神々と王たち、壮大な極彩色の死後の世界、
太陽と、月と、星、陽が昇り、陽が沈む一日……。
エジプトにて
こんにちは、みこです。
今日は6月30日、もう半年過ぎましたね。
大震災、原発問題と、とてもとても大きな悲しいことが起こりました。
そしてその悲しみはまだまだ続いています。
大変な上半期でしたが、明日からの下半期は、復興と再生の希望の日々でありますように、
半年の己の穢れを祓いに、「夏越しの大祓」に行ってきます。
「夏越しの大祓」…皆さんは行かれますか?
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